プロ野球

新一番候補!?読売ジャイアンツの新外国人「キャベッジ」選手は日本で通用するのか?

こんにちは。

今回は読売ジャイアンツに新しく入団した「キャベッジ」選手について解説したいと思います。
昨年のシーズンオフに大山選手を獲得することが出来ず、
岡本選手の後ろを打つ5番打者候補として獲得しましたが、
果たしてどんな特徴の打者なのでしょうか?

基本情報

経歴 ロサンゼルス・エンゼルス(2023)

ヒューストン・アストロズ(2024)

読売ジャイアンツ(2025)
ポジション 一塁、右翼、左翼、中堅(主に一塁、左翼)
生年月日 1997年5月3日(28歳)
投打 右投げ左打ち

3A時代の成績はBaseball Savantを参考にしています。

 

キャベッジ選手の特徴
  • 2023年シーズンに3Aでトリプルスリーを達成している。
  • 三振が多いが広角に打つことができる。
  • 左投手が苦手。

2023年シーズンに3Aでトリプルスリーを達成している。

2023年シーズンに3Aで「打率.306 30本塁打 32盗塁」でトリプルスリーを達成しました。
また、盗塁数に関しては2023年シーズンに「32盗塁」2024年シーズンに「22盗塁」を記録しており、足の速さには定評があります。

三振が多いが広角に打つことができる。

三振数が非常に多く、2023年シーズンには「142」2024年シーズンには「100」を記録しています。
また、出塁率も2023年シーズンに「.379」2024年シーズンに「.351」となっており、
決して高くはありません。

ただし長打率はどちらのシーズンでも5割近くあり、
以下の動画にもある通り、広角に打ち分けるバットコントロール当たった時の飛距離は長打力不足の読売ジャイアンツにおいてはかなり貴重なのではないでしょうか。

左投手が苦手。

先ほどの動画でも左投手からのヒットがほとんどなかったから察する通り、
左投手への対応はかなり苦手にしているようです。
3Aで通算で「対左投手打率.254」しかなくシーズンを通してレギュラーにするには少し不安な成績となっています。

まとめ

スポーツ報知では足が速いこともあり1番向きか?と紹介されていましたが、
3Aの成績だけを見れば1番として出塁を狙うタイプというよりはフリースインガータイプで下位打線で一発を狙いにいくタイプに見受けられます。
また、左投手に対してめっぽう弱いことからシーズンを通してレギュラーを張れるかと言われると疑問が残ります。
現状の読売ジャイアンツの外野陣で言えば丸選手や秋広選手、オコエ選手や萩尾選手などレギュラーを張れる可能性がある日本人選手がたくさんいるので開幕前に彼らとの競争に勝てるかどうかが注目ポイントになるかと思います。
もし、キャベッジ選手が1番に入った際には以下のようなスタメンになるのではないのでしょうか。

1 キャベッジ
2 ヘルナンデス
3 中山
4 岡本
5 吉川
6 浅野
7 甲斐
8 門脇

いかがだったでしょうか?
阿部監督は非常に柔軟な方ですのでおそらく新外国人だから開幕一軍確定とはせず、
日本人選手と競争させると思います。

開幕一軍を誰がつかみ取るのか今から楽しみですね!